社会保険労務士がいくら稼げる資格だといっても、ピンとこない方もいると思います。
そこで、社会保険労務士はどのくらい稼げる資格なのか、
イメージしやすいように報酬の相場を紹介したいと思います。
現段階ではわからないことも多いと思いますが、イメージするだけでも違います。
●顧問報酬
人 員 | 4人以下 | 5~9人 | 10~19人 | 20~29人 | 30~49人 | 50~69人 |
---|---|---|---|---|---|---|
報酬月額 | 20,000 | 30,000 | 40,000 | 50,000 | 60,000 | 80,000 |
※顧問報酬とは社会保険労務士の仕事の全般を毎月継続して行ないます。
●給与計算
月額20,000円
●人事・労務管理報酬
項目 | 相談・指導 | 企画・立案 | 運用・指導 |
---|---|---|---|
雇用管理 | 50,000円 | 500,000円 | 50,000円 |
人事管理 | 50,000円 | 1,000,000円 | 50,000円 |
教育訓練 | 50,000円 | 500,000円 | 50,000円 |
賃金管理 | 50,000円 | 1,000,000円 | 50,000円 |
労働時間管理 | 50,000円 | 1,000,000円 | 50,000円 |
安全・衛生管理 | 50,000円 | 1,000,000円 | 50,000円 |
社会保険労務士の報酬は自由に設定できるので、
上記の報酬は絶対的な数字ではありません。
上記よりも高くなる事もありますし、低くなることもあります。
まず、顧問報酬を見てもらえれば分かると思いますが、
それほど額が高いわけではありません。
しかし、書類作成や手続きは慣れれば手間のかかる仕事ではありませんし、
毎月安定した収入を確保する事が出来ます。
稼いでいる社会保険労務士は、
多くの企業からこの顧問契約を取っています。
対して、労務・人事管理の報酬はかなり高額で、
企画立案なら、100万円を超える仕事も少なくありません。
この仕事を数本こなせば、すぐに必要な年収を稼ぐ事が出来、
そうした仕事を依頼する企業も決して少なくありません。
また、比較的に報酬の低い相談・指導の案件は、
手間がかからず数をこなせるので、それで多くの年収を稼ぐ事が出来ます。
これは私の個人的な感覚ですが、顧問報酬にしろ、労務・人事管理報酬にしろ
1社当たり、10万円を下回ることは少ないと思います。
とにかく、ここでは社会保険労務士は稼げる資格だとイメージして下さい。
それは非常に重要なことだと、いずれ感じると思います。
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